【インスタグラムの闇】フィード広告で表示される中国ブランドコピー販売業者に注意!
インスタグラムは世界中で利用されているSNSの中でも群を抜いて1番!と言っても過言ではありません。ただ、ユーザー数が多ければ様々なトラブルや闇も多いのが事実!
SNSではどうしても色々な問題が出てきてしまうことは仕方がないことですが、ユーザーに被害があるような闇も存在するので、この記事を読んで注意してみて下さい!
インスタグラムに潜む中国業者達
ウェブ上だけではなく、FacebookやTwitter、近年はフリマ(フリーマーケット)アプリなどにも多数潜んでいる中国ブランドコピー販売業者達。
そんなブランドコピー販売業者達が世界的に需要があるインスタグラムを見逃すはずがない...
インスタグラムアカウントを利用して、商品の投稿を行い本物かのように宣伝していることも多くなってきていました。しかし近頃(特に2019年3月辺りから)インスタグラムのフィード広告を利用した宣伝も行っているんです!
フィードとは、皆さんがいつもインスタグラムアプリを開いて表示される「タイムライン」のことです。自分がフォローしているユーザーの投稿が表示されるフィードですが、そのフィード欄に広告を出すことができるインスタグラムを利用して、あたかも本物を販売しているかのような雰囲気でブランドコピー販売ショップの宣伝を行っています。
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上記が実際にインスタグラムのフィードに表示されていたブランドコピー業者が出している広告です。一見普通の時計ECサイトにもみえるのですが....
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実際にSHOPに飛んでみると、1千万以上する時計がたったの「13000円」程度の価格で販売されています。
http://dyspeshop.com/index.php
因みに上記のサイトがコピー販売を行っているECサイトです。
あたかも正当な販売会社かのように見せている
ECサイト上のグローバルメニューには「会社概要」や「個人情報の保護」といった信用させようとするフェイクページまで存在しています。
コピー品販売のショップは全て同じ住所だった
会社概要を見てみると、面白いことに貿易会社と表記があります(笑)
更に日本にある企業と偽った詐欺的な表記がズラッっと...
更に、インスタグラムを使ってブランドコピー商品を販売しているサイトは、1つではなく複数のサイトを利用して販売・宣伝をおこなっているのですが、決まって上記の画像にある住所を記載しています。恐らく、大元の販売業者が一緒だということですね。
大阪市和泉市池上町2丁目1-11を調べてみる
貿易会社であるならば、グーグルマップで出てくるはず!ということで「大阪市和泉市池上町2丁目1-11」を検索。
しかしビジネス登録表記もなければ、マップでの表示もされません(笑)
航空写真で確認してみると
確かに何かしらの建物?工場かなにか?が存在しているのが分かります。
しかし表記はありません。また、ウェブ上でリサーチしても何も出てくることはありませんでした。
会社概要の電話番号に電話してみると...
繋がることはないだろうと思いつつ、会社の代表番号「0725-40-0066」に電話してみると、しっかりと繋がる。しかし5秒程すると直ぐにFAX音が流れてしまい人が出ることはありませんでした。
このような詐欺被害が多いECサイトでは、
・購入したとしても商品が送られてこない
・本物かと思ったけれど違った。
・電話してもメールしても連絡しても返ってこない。
といった被害で消費者センターへ行かれる人が多いことでも有名です。
インスタグラムだから安心!という固定観念は捨て、被害に合わないように注意してください。
フィード広告と通常投稿を間違えないこと!
先程のブランドコピー販売業者が行っている広告はフィードに流れてくる可能性が高いので、どれが広告なのか見極める必要があります。
👆の画像を参考にしてもらうと分かるように、広告はアイコンの下に「広告」と表記されているので、ちょっと怪しいな。と思った時には確認してみましょう!